マッサージ

2001年1月14日
仕事が一段落したので、マッサージに行ってきた。

私の場合、横幅のない体型のため、マッサージに
行くと困ることがひとつある。
センセイが両手の親指で私の背中の中心を押す時、
残り四指が、両サイドから私のバストに微妙に
触れてしまうのだ。
このモンダイについては、センセイによって対応が異なる。
遠慮がちに3回程度押すと、そそくさと別の所へ
手を移動させてしまうセンセイもいれば、
私の背中がいたくお気に入りで、いつまでも
念入りに押しつづけるセンセイもいる。

独身時代に一度行ったマッサージ医院では、
施術の前に、ジーンズを脱ぐよう指示された。
ジーンズは布地が固いのでマッサージの妨げになる
のだそうだ。
私は言われた通りにジーンズを脱いで、台に横たわった。

マッサージの途中で、センセイが言う。
「あなた、便秘じゃありませんか?」
別に、と答えたが、いや便秘に違いないとセンセイは
勝手に決定し、便秘に効くというマッサージを
私に施し始めた。
下腹部から脚のつけ根にかけて、実に入念に。

会計の時にセンセイは、
「あなたは特別に学割扱いにしてあげますから、
 しばらく通ってくださいね。」
と、上気した顔で熱心に勧めてくれた。
二度と、行かなかったが。

密室は時に、人格さえも変えることがあるらしい。
それも、あながち悪いことではないけれど。

・・・相手さえ間違えなければ。
 

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