2001年2月22日
自転車の荷台につけてある、子どもを乗せる椅子の
クッションを盗まれた。
2度目である。
一度目は、半年ほど前に、駅の駐輪場で。
そして今回は、自宅の庭で。
誰かが夜中に我が家の庭に侵入し、子ども椅子の
クッションをはずして持ち去ったのだ。

あんなものを欲しがるのは子持ちに限られる。
それを盗って行ってしまえばこの家の子は
明日の朝自転車に乗る時にお尻が痛いだろう・・
とは考えなかったのだろうか。
人の子の親でありながら、である。
さらに、よそ様の家から盗んできたものを我が子
に使わせ、それをよしとする親が存在するという
ことも恐怖ではないか。

仕事の帰りに自転車屋に寄り、新しいクッション
を買った。
600円であった。
我が子は、「新しい座布団だね」と言って、
無邪気に喜んでいる。
しかし、昨夜私の自転車から持ち去られた古びた
クッションを、親が盗んできたものとは知らずに
使っている子どもが、どこかにいる。

買えば600円。
けれども、盗めばそれは犯罪である。
まぎれもなく。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索