アイドル

2002年11月21日
息子の通う小学校で、まもなく音楽会が開かれる。
私は残念ながら仕事の都合で本番当日は見に行くことができないため、学校に願い出て、特別にきょうの総合練習を見せてもらってきた。

この学校には、小学生にして、現在マスコミで活躍している「アイドル」が一人在籍している。
その子もきょうの総練習に参加していた。
息子とは学年が違う上、テレビで2、3度見たきりなので私はその子の顔をよく知らない。
しかし、その学年の発表が始まるや、私の目はその子に釘付けになった。
その子は独特のオーラを放っており、ひときわ目立っている。
際立って顔立ちがいいとか、スタイルがいいとかいうのではない。
よくわからないが、何となく人目を惹いてしまう強い魅力が具わっているのである。これも天性といえるだろう。
その学年は合唱と合奏を3曲発表したが、1曲毎に歌のパートや担当楽器に従い、立ち位置が変わる。しかし100名余りの児童の中に紛れても、その子の姿は一瞬のうちに見つかった。
まだ、10歳ちょっとだというのに、大したものだ。
アイドルになるべくして生まれた子なのかもしれない。

うちの息子は、タレント性という言葉とは無縁のタイプである。
そんな我が子をステージに見ながら、凡であることに安堵を感じるのも、私の親馬鹿ゆえだろうか。

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