蝶
2002年11月24日息子と二人で、生物館へ出かけた。
蝶を放し飼いにしている温室があった。
南国の植物が生い茂る温室の中を何種類もの蝶が自由に飛びまわっている様は、
実に優美で幻想的だった。
突然、「あー、あー・・・」という、女性の声が聞こえた。
声の方に振り返ると、1羽の美しいアゲハ蝶が温室内の池の中に落ちてしまっているのが見えた。
蝶は、何とか水面から飛びあがろうと必死でもがいている。
見守る人々の間から、絶望感の入り混じったため息がもれる。
蝶は、羽をバタバタさせながら水面を少しずつ移動し始めた。
「泳いでるね・・・」と私がつぶやくと、横にいた息子が言った。
「あれが、バタフライって言うんだ」
蝶を放し飼いにしている温室があった。
南国の植物が生い茂る温室の中を何種類もの蝶が自由に飛びまわっている様は、
実に優美で幻想的だった。
突然、「あー、あー・・・」という、女性の声が聞こえた。
声の方に振り返ると、1羽の美しいアゲハ蝶が温室内の池の中に落ちてしまっているのが見えた。
蝶は、何とか水面から飛びあがろうと必死でもがいている。
見守る人々の間から、絶望感の入り混じったため息がもれる。
蝶は、羽をバタバタさせながら水面を少しずつ移動し始めた。
「泳いでるね・・・」と私がつぶやくと、横にいた息子が言った。
「あれが、バタフライって言うんだ」
コメント