ろい

2002年12月11日
息子がまた、かけ算九九50問テストの答案を持ち帰った。
赤ペンで100点と書かれた横に、鉛筆で「ろい」と書いてある。
「何?この、ろいって?」と、息子に聞くと、彼は言う。
「ろいじゃなくて、3位だよ」
答案を書き終えて提出した順位なのだそうだ。先生の指示で、自分で書いたのだと言う。
息子はクラス内で3番目に提出した、ということらしい。
3位だった知れば、1位と2位は誰だったのか知りたくなるのが人情である。
息子に聞いてみた。
1位はF君とのこと。息子の話に、よく出てくる子である。
彼は算数も国語も体育も得意な、典型的な優等生タイプらしい。
しかし、2位が誰なのか、息子はよくわからなかったのだと言う。
わからないとなれば、よけいに興味をそそられる。
息子と、2位が誰だったのか、面白半分に推測してみた。
「Y君じゃない?」思い当たる子の名前を、言ってみる。
「いや、違う。Yは算数は弱い。」と息子。
「じゃ、K君は?」
「可能性はあるね。Kは算数は強い。ぼくと同じくらいの強さ」
この、強い弱いという表現にひっかかる。
まるで、トランプゲームのカードの強さを語るように、息子は友達の学力を語るのだ。
息子にとって学校の勉強は、ゲームのようなものなのだろうか。
平成生まれの感覚は、理解できない・・。


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