クローン

2003年1月21日
新聞で、日本初のクローンの赤ちゃんが誕生するという記事を読んだ。
生まれるのは、18ヶ月前に亡くなった2歳の男の子のクローンだという。
亡くなった男の子の両親が、日本円にして約2400万円を出して例の教団と契約をした、と記事にはあった。
この記事を読み、私は思わず涙ぐんでしまった。
亡くなった息子にもう一度逢いたいという両親の切なる願いが、痛いほど伝わってくる。
鈴木光司の「らせん」も、似たようなシチュエーションのストーリー展開だった。
あれを読んだ時は、御伽噺としか思えなかったことが、現実に起ころうとしている。
生命は、何処に向かっているのだろうか。

倫理的な問題は、ともかく・・
私は、そのご両親が、亡くした息子さんとそっくりの男の子にもう一度逢えることを祈らずにはいられない。
単なる母親の一人として。


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