梅雨明け

2003年8月2日
関東地方はきょう、ようやく梅雨明けした。
やっと梅雨が明けたというのに、来週末には暦はもう立秋を迎える。
今年の夏は実質上、数日間しかないことになりそうだ。
数年前にも、こんな雨ばかりの夏があった。
かの有名な、93年の大冷夏である。
あれは、結婚して初めて迎えた夏だった。
来る日も来る日も雨で、洗濯物がちっとも乾かなくて困ったことをおぼえている。

先日夫が、「こんなに雨ばかり降る夏なんて初めてだ」と言うので、
「結婚した年の夏も、雨ばかりの冷夏だったでしょう」と私は言った。
しかし夫はまったくおぼえていないらしく、
「こんなに雨が降る夏など過去にはなかった」と言い張る。
そこで、
「じゃ、その翌年に全国的な米不足になったこともおぼえていないの?」
と言ってやると、
「おお!あったな、米不足っ」
さすがに食べ物のこととなると、話が早い。
だてに食い意地は張っていないらしい。
さらに夫は言う。
「あの米不足って、夏に雨が降ったせいだったのか?」
はぁ?他に何か理由があったとでも?
彼にとって問題は、米がなくなったことだけであって、前後の事情や現象などはどうでもいいことなのだ。

長生きするだろう。
私の分まで。おそらく。

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