長引く風邪

2001年5月18日
風邪がなかなか治らない。
きょうの荻島真一医師は、私を診ながら、
「無理をしちゃだめだ」と合計5回言った。
無理、って何だろう・・?
ぼんやりした頭で考える。
職業人として仕事をしながら、主婦として
家事をこなし、さらに子どもを育てる。
こういう生き方自体が、すでに「無理」なのか。
私は不器用な人間だから。

体調を崩した私を、周囲の人々は心配してくれる。
職場の同僚、上司、家族・・。
「心配」は、いくつかの理由の複合形である。
職場の人々の「心配」のトップに挙がる理由は、
仕事に穴が空くことに対する懸念に違いない。
家族とて同じである。
私が風邪をひいてからというもの、夫は毎日、
コンビニのお弁当だけで生きている。
私が病気をすれば、たちまち家事が滞るのだ。
周囲から、早く元気になって欲しいと願われて
いるのは、働き手としての私である。
それはそれで、感謝すべきことだが。

結婚して何年も経ってしまうと、気持ちだけで、
純に体調を気遣ってくれる人など、そうは
いないものだ。
しがらみのない関係そのものが成立しにくくなる
世代に私はある。

ただ、好きだから、という理由だけで
自分のことのように私を心配してくれる。
そんな人は、ひとりいればいい。
そのひとりが、弱った私にエネルギーを与えてくれる。


風邪

2001年5月14日
風邪をひいてしまった。
今回は、ちょっときつい。
体調を崩す時に限って、どうしても穴を
空けられない仕事を抱えている。
これはもう、法則のようなものだ。
きょうも、そして明日も、休むことは叶わない。

夕方、病院に行った。
荻島真一によく似たドクターは、私を診ながら
、疲れてるんじゃない?と言った。
「寝てるかい?よく・・」

寝てるかって訊かれれば、そりゃ、必要以上に
寝てるけど・・・(^^;
その「寝る」じゃないってば!(ーー;)

こんな自己ツッコミができるうちは、
まだまだ大丈夫。
明日も私は、働ける・・・・
と思いたい。

キャラクターグッズ

2001年5月12日
子どもが小学校に入学する時、学校から、
給食用ナプキンを用意するよう指示があった。
入学式前に、息子と二人で買いに出かけた。
そして、近所のスーパー系デパートの売り場に立ち
私は愕然とする。
給食用のナプキンとして売られているものは、
すべてテレビキャラクターの絵がついているのだ。
ドラえもん、アンパンマン、遊戯王、ピカチュー、
ウルトラマンガイア、なんとかレンジャー・・・

私はキャラクターものの衣類や靴が、好きではない。
子どもが赤ちゃんの頃から我が家では、
ディズニーと機関車トーマスのデザイン性の
高いものを除いて、決してキャラクターものは
着せなかった。
それが我が家のポリシーだった。

しかし、ないものは仕方ない。
たかが給食ナプキンを買うためだけに高島屋や
三越まで行くわけにはいかないのだ。。
もとい、三越に行ったところで、アンパンマン
の描いてないナプキンが手に入るという保証は
どこにもない。

息子に「どれがいい?」と訊ねたが、テレビの
ヒーローものなどには殆ど関心のない彼は、
気のない様子で言う。
「どれでもいいよ。ママが選んで。」
ママは選びたくないから言ってるんでしょーがっ。

それでも、洗い替えの分も含めて、デジモン
やらポケモンやらを何枚か見繕って買ってきた。
こんなバケモノの絵を見ながら食事をしても、
落ち着かないだろうに・・と思いながら。

歳を重ねるにつれ、「諦める」ことが少しずつ
上手になってきた。
拗ねずに、投げずに、前向きに諦める。
諦めるという行為は、技術を要するのだ。

諦め上手と、こだわり上手。
私はまだまだ、修行が足りない。

熱海

2001年5月11日
GWの後半を、熱海で過ごした。
海辺の、瀟洒で落ち着いたムードのホテルに
泊まる。
こんなホテルは、熱海には似合わない。
時折、箱根か軽井沢にでもいるような錯覚さえ
覚えた。

無論、そういうホテルは不倫カップル御用達となる。
静かな館内ですれ違うカップルは、どう見積もっても
まともな夫婦には見えない男女ばかりだった。
彼らは、家庭では絶対に見せないであろう晴れ晴れ
とした笑顔で、手なんか繋いで仲良くエレベーター
ホールへ消えていく。
悪びれる様子など微塵もないその姿は、子どもの
ような無垢な喜びに満ちていた。

まともな夫婦なら当然すべきこともロクにしない
夫婦が多い昨今。
不倫カップルの方が、ずっとまともなイキ方を
しているのかもしれない。
社会的な是非は、置いといて。


息子とネット

2001年5月8日
困っている。
パソコンを息子に乗っ取られてしまったのだ。

戯れに、子どもにパソコンの操作を教えたのが
そもそも間違いの始まりであった。
6歳の彼は今、私が紹介した子ども向けサイト
にはまっている。
仮想の街に自分の家を建て、毎日メンテナンスし、
ネットゲームを楽しんでいる。
我が家の一年生は、今やネットの虜である。

ゲームばかりではない。
驚いたことに最近はチャットをやっているらしい。
それも、自分でチャットルームを開いて。
私はインターネットの世界で遊ぶようになって
3年になるが、未だ自分でチャットルームを主催
したことは一度もない。
それを、たかだか小学一年生の子どもが、
こともなげにやってしまっている。
その事実を知った時は、卒倒しそうになった。

彼がメールフレンドを見つける日も、そう遠くはないだろう。
もしかしたら数ヶ月内には、ぽけぺも作って
しまうかもしれない。
私の日記を読む日も、くるのだろうか。


・・・困っている。

ゴミ袋

2001年4月23日
家事の途中で、新しいゴミ袋を広げた。
いわゆる、東京都推奨炭カル入りビニール袋である。
端をつまんで袋の口を開こうとしたが、これが
なかなか開かない。
上下を間違えたと思い、逆さまにして再度
開こうとしたが、ダメである。
どうして??
袋を持ち上げてよく見ると、あろうことか
袋は上下とも口が締まっている。
何、これ?
イライラしながら2枚目の袋を取り出す。
今度は簡単に開いた袋の口に、古くなったホット
カーペットカバーをストンと入れた。
と、カバーはそのままの勢いで私の足元に
バタッと落ちる。
どーして??
・・・2枚目の袋には、底がなかった。

2枚の袋の裁断面が、単にずれただけなのだろうが。
あまりにオマヌケな出来事に、私はしばし座りこんで
笑ってしまった。

ある外国人が、炭カルのゴミ袋を見て言ったという。
「日本人は、捨てるためのものをなぜ買うのか」
言われてみれば確かにおかしな話だが、
買わなければ捨てることができないのが実態である。

捨てるしかない不良品の袋。
いずれにしても、捨てられる運命なのだ。
働こうとも、働かずとも。



今日の日記

2001年4月13日
今年1年生になった息子は、出そうになる、
という意味のこと言う時、「出そくなる」と
いう言い方をする。
幼児語の名残りである。
この、息子の最後の赤ちゃん語を、私は大切に
したい。
息子から赤ちゃん語がすっかり消えてしまうのが
淋しいのだ。

子の成長を望まぬ親はいないが、どんな親でも
子どもが大きくなってしまうことに一抹の淋しさ
を覚えるものだ。
あんよ、くっく、ねんね、まんま・・・
そんな言葉で日常を送っている頃が、親子の
蜜月である。

蜜月。
短いからこそ、ではあるが。


ログイン

2001年4月5日
登録している、あるコミュニケーション系サイトに
ログインしようとして、はねられた。
パスワードを間違えたのだろうか・・
別のパスを入れて再度ログインしてみたが、結果は
同じであった。
そんなバカな。
思いつく限りのパスワードを次々入れてみる。
だが、どれもハズレ。
言うことを聞かない駄々っ子のようなブラウザを
前に、私は途方に暮れる。

もしかしたら、IDが違うのかも。
思い直して私は、あらゆるサイトで使ってきた
ログインIDを順に入れてみた。
そして可能性のありそうなパスワードを入れては
ログインを試みる。
しかし、門は固く閉ざされたままだ。

自分のIDがわからない。
パスワードもわからない。
これほど不安で心細いことはない。
IDからしてわからないのでは、サポートに問い合わせる
ことさえできないではないか!
大海原に一人漂流しているような焦燥感と孤独感
に苛まれつつ、茫然としながら私は「サポートから
のお知らせ」と書かれたところをクリックしてみた。

>コミュニティサービスのサーバーメンテナンスが行われます。
>上記時間は下記サービスにおいて正常に動作いたしません。
>●ログインが出来ない
>●一部のユーザー様においてメールが表示されない
>メンテナンス終了後改めてご利用頂きます様お願い申し上げます。


・・・・。
私としたことが。


部長

2001年3月31日
先日、管理職の異動内示が出た。
私の所属する部の部長が、異動になっていた。

私は、自分の部の部長の顔を知らない。
私だけではなく、私の職場の半数以上の職員が
部長の顔など知らないはずだ。
会社が大きい上、勤務地が離れているという
のがオモテのいいわけだが、結局のところ、
上司の顔など見なくても、もしくは見ない方が
仕事は円滑に進むということなのかもしれない。

昇格試験に、
「あなたの部の部長の顔写真は次のどれでしょう」
などという設問があったら、私は間違いなく間違う。
そんなオシャレな問題が出る日のこないことを
祈りたい。

「部長の背中の、ほくろの位置を示しなさい」
などという設問にエスカレートしないことも。


無洗米

2001年3月27日
無洗米というものを買ってみた。
洗わなくていい、ということだが、やはり
一度は水を通したくなるのが人情である。
で、洗ってみる。
水は、澄んだままだ。
ふぅん・・・やっぱり。
じゃ、もう一度。
水は、ますます澄み渡る。
ふぅん・・・すごい。

結局、何度も洗ってしまった。
小市民の哀しさか。
無洗などと言われても、なかなかそうはいかない。

やっぱりねぇ・・・
口にするモノは、必ず一度洗ってから・・。

ナニごとも、である。


切れ毛

2001年3月25日
一ヶ月ほど前のこと。
外出前に、合わせ鏡で後ろの髪をチェックして
いて、妙なことに気づいた。
つむじのあたりの髪が、心なし少なくなっている
ような気がする。
こういうことは、気にし始めるとどんどん気に
なってくるものだ。
後日、美容院にカットに行った折、担当の店長に
相談してみた。
私の髪とはもう10数年来のつきあいになる彼は
念入りに頭頂部をチェックしたあと、こう言った。
「これは、切れ毛ですね」
・・・・切れ毛。
ストレスや過労、乱れた食生活などが原因と
なって起こることが多いらしい。

ストレス、過労、食生活・・・。
私は自分の生活を振り返り、髪にマイナスになり
そうな要因をすべて洗い出してみたが、思い当たる
ことはなかった。
しかし数日後、私はとんでもない場所で切れ毛の
原因を見つけた。

ベッドである。

枕元に散在する自分の長い髪を、うつ伏せのまま
一本ずつ拾い集めながら、思わず呟く。
・・・これだったか。

切れ毛の原因は、乱れた食生活ではなく、
性生活でした。

なんて報告を店長にできるわけないが・・。



偏差値と内申

2001年3月24日
町内の回覧板に、近所の中学校の学校だより
が入っていた。
今年度の卒業生の進学先が、一覧になって載っている。
懐かしい高校の名前がたくさん並んでいた。

「私の教師生活も相当に長いが、きみほど、偏差値
 と内申の成績がかけ離れている生徒は初めてだ」
中三の秋、進路面接の時に、私は担任教師から
こう言われた。
私は、いわゆる「通知表」の成績が悪かった。
特に、主要5教科以外の教科に弱い。
「2」さえあった。
しかし、全国模試などの結果に現われる3教科
総合偏差値は、悪くない。
並べて見ると、とても同一人物の成績とは思えない
のである。
自分で言うのも妙なのだが。

私は、不良だったわけではない。
教師に反抗的な態度をとったこともない。
ただ、世渡りが下手であったのは確かだ。
隠れ優等生とは、私のような生徒を言うのかも
しれない。

私には憧れていた都立高があり、そこを受験したい
旨を担任に話すと、担任は、
「偏差値では問題ない。だが、内申で落ちる」
と断言した。
しかし私は、渋る担任を説得してその都立高を
受験し、そして教師の予想通り落ちた。
結局、滑り止めに受験した、その都立高よりずっと
レベルの高い私立女子高に入ることになった。
「都立○○高に落ちて、△△女子に入った」
というのは、今では笑い話である。

ところで、通知表で名誉の「2」を取った教科は、
家庭科であった。
主婦になった今、当時の家庭科担当教師の目が
節穴ではなかったことを思い知った。

確信犯

2001年3月19日
夫が体調を崩した。
風邪をひいたらしい。
熱が高かったため、救急病院の外来で診察を受けてきた。

風邪と診断され、注射してもらい薬をもらって
夫は帰宅した。
そして上着を脱ぐや否や彼は、
「水分をたくさん摂れって医者に言われたんだ」
と言って、意気揚揚とビールを飲み始めた。
さらに、「薬と酒を一緒に飲んじゃいけないって
医者は言わなかったけど、いいんだね」と独り言
を言っている。
「いいのかな」ではない。
「いいんだね」である。

病人がアルコールを摂ってはいけないことなど、
医師が言うまでもなく、それは常識だ。
しかし、薬をビールで飲まないでください、
日本酒でも飲まないでください、
ワインでも飲まないでください、
・・・といちいち言われないと、酒飲みには
わからないらしい。

言われなかったから。
書いてなかったから。
だから、やった。
いい大人が・・・。

それならば。
言われなかったから、やっている。
聞かれなかったから、黙っていた。
私も、それで通したい。
あらゆる悪事を。

悪い大人、である。


回転寿司

2001年3月18日
家の近くにある回転寿司の店へ行った。
チェーン展開されている大型店である。
店内に複雑に張り巡らされているターンテーブルを
見て、息子は大興奮であった。

前のボックス席で、子連れの家族が食事をしていた。
4歳くらいの男の子が、ターンテーブルに流れて
くる寿司を面白そうにじぃーっと眺めている。
そして彼は、大きなくしゃみをひとつ。
・・・
坊やのくしゃみの洗礼を受けた寿司は、何事も
なかったように流れていってしまった。

知らぬが仏、とはよく言ったものだ。
どこかの席の客が、食べてしまうに違いない。
まさに、ツユ知らず、である。

知らない方が幸せなこともある。
知らずにいれば、さらのままだ。
男と女も同じこと。
過去のあんなことやこんなことまで知って
しまったら、オソロシクて結婚なんかできやしない。

引越し

2001年3月17日
知人の男性から、電話があった。
ひどく動揺している様子である。

昨日の夜、仕事から帰ったところ、家の中から家具など
の家財一式が根こそぎ持ち出されていたのだという。
玄関にあった置手紙を読み、妻が二人の子どもたち
を伴って引越しを強行したものであることを知った。
引越し先については書いておらず、行方は杳として
知れない。
彼の妻は、ひとまわりも年上の男と恋愛していた。
妻の強い希望により、夫婦が離婚に向かっての
話し合いを始めた矢先の出来事であった。

女はもの凄いエネルギーをもっているものだ、と、
彼の話しを聞きながらつくづくと思った。
身の回りのものをボストンバッグにまとめての家出
というのならば、珍しくはない。
しかし、事は引越しである。
並大抵の決心でできるシゴトではない。
まして、子どもたちを連れてである。
恋をした女の、底力か。
恋愛は、時としてとてつもない力をヒトに与える。

電話口の向こうの彼は、まさに茫然自失の状態
であった。
子ども、妻、冷蔵庫、洗濯機、タンスまで失って、
彼は明日からどう生きていくのだろうか。

いくらでも代替品はあるけれど。
さいしょのひとつ以外は・・。

抱き合う

2001年3月16日
息子の園の卒園式が終わった。

式が滞りなく終了し、卒園児の退場という場面
で、思いがけない演出を見た。
二人の担任の先生たちが、退場してくる子ども
を一人ずつギュッと抱きしめるのである。
保育園ならでは、ではないか。
我が子が抱き締められる瞬間、オムツの頃から
お世話になった先生方に対しての感謝の想いが
こみあげ、思わず涙した。

抱き合う、という行為に言葉はいらない。
万感の想いは、互いの体温が伝え合う。

さらに、深く繋がり合う関係ならば、言葉の
世界でさえも抱き合うことが可能だ。
顔を見なくとも、触れ合うことがなくとも、
熱い抱擁を繰り広げることができる関係も
実在する。
とても稀なことだが。

一方で、すぐ近くにいて、いくらでも抱き合う
ことができるはずなのに、それをしない人たちも
多い。
伝え合わない方がいい万感の想いも、男女間には
ある。らしい。



2001年2月22日
自転車の荷台につけてある、子どもを乗せる椅子の
クッションを盗まれた。
2度目である。
一度目は、半年ほど前に、駅の駐輪場で。
そして今回は、自宅の庭で。
誰かが夜中に我が家の庭に侵入し、子ども椅子の
クッションをはずして持ち去ったのだ。

あんなものを欲しがるのは子持ちに限られる。
それを盗って行ってしまえばこの家の子は
明日の朝自転車に乗る時にお尻が痛いだろう・・
とは考えなかったのだろうか。
人の子の親でありながら、である。
さらに、よそ様の家から盗んできたものを我が子
に使わせ、それをよしとする親が存在するという
ことも恐怖ではないか。

仕事の帰りに自転車屋に寄り、新しいクッション
を買った。
600円であった。
我が子は、「新しい座布団だね」と言って、
無邪気に喜んでいる。
しかし、昨夜私の自転車から持ち去られた古びた
クッションを、親が盗んできたものとは知らずに
使っている子どもが、どこかにいる。

買えば600円。
けれども、盗めばそれは犯罪である。
まぎれもなく。

スーツ

2001年2月18日
それほど深く考えて引き受けたわけではなかった。
もちろん、安請け合いしたわけでもないが・・・。

卒園式に着て行くためのスーツを買いに行った。
息子の衣裳を選ぶ時とは違い、自分の服を選ぶ時
は本気で買い物に臨む。
先週と同じデパートに出向き、3フロアを2時間
かけて歩きまわった。

ファッションアドバイザーと呼ばれる店員さん
たちは、最初は必ず「今年の傾向は・・・」と、
最新のスーツを勧めてくれる。
そこで、私が、
「実は謝辞を読むことになっているんですけど・・」
と言うと、店員さんはとたんにお勧めスーツを
引っ込め、いかにもオーソドックスな、カチッとした
スーツを出してくる。
「謝辞をお読みになるのでしたら、こちらですね・・」
どの店へ入っても、同じだった。

そうだったのか、謝辞・・
着て行く服にまで影響を与えるほどのモノだったのか。
そこまで深く考えずに引きうけてしまった私が
浅はかだった。

取り合えず、衣裳の準備は完了した。
あとは・・・
あとは・・・。

・・・・・・。


誕生月

2001年2月16日
ある研修での出来事。
講師の提案で、参加した100名ほどの研修生が、
誕生月ごとにグループを作ることになった。
お互いに生まれ月を訊ね合いながら、研修生たちは
数分かけて12のグループに分かれる。
その結果、驚くべきことが判明した。
まず、1月から12月までのすべての月に誕生者がいたこと。
さらに、どのグループにも平均して6人〜8人の
誕生者がいたことである。
当たり前のことのようだが、よく考えるとこれは
不思議なことだと思う。

人間は季節を問わずSEXをする、ということの証明か。
春だろうが冬だろうが、好きな時に子どもを作れる
ヒトは、なんと節操がなく器用な性をもっていることだろう。

蝶や鮭や蛙が聞いたら、どう思うであろうか。
羨ましく思うか、あるいは気の毒に思うか・・・。

コーヒー

2001年2月14日
夫が、ディスカウントストアでコーヒー豆を買ってきた。
200g入りで99円だった、と言いながら意気揚揚と
真空パックの袋を出して見せる。
私は、すぐさまパッケージを裏返して見た。
「・・・これ、賞味期限まであと3日よ」
私の言葉に、夫はたちまち顔色を変えて意気消沈
である。

ソンかトクかが問題なのではない。
なぜ安いのか、そのわけを考えようともせずに、
安いという理由だけで飛びついてしまう夫の安直
な性格が、問題なのだ。
手に入りやすいものには、それなりの理由がある。
リスクというおつりがついてくることも稀ではない。

それは、私との結婚でじゅうぶん学んだはずなのに。
夫の学習機能は、壊れているのかもしれない。

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